2010年03月30日

横尾忠則さん、泉鏡花文学賞受賞後第2作 小説集「ポルト・リガトの館」刊行(産経新聞)

 ■描きたかった、アラビアンナイトのような世界

 平成20年に小説「ぶるうらんど」で泉鏡花文学賞を受賞した横尾忠則さん(73)の受賞後第2作となる小説集「ポルト・リガトの館」(文芸春秋)が刊行された。スペイン・ダリの館で日本人画家が経験する怪異譚(かいいたん)のほか、異国を旅する3つの物語が絡まり合う。読者が迷い込むのは、薄もやに包まれたような現実と幻想のあわい。美しく、あやしく、五感を刺激する文章が織りなす迷宮世界に引きずり込まれる。(宮田奈津子)

                   ◇

 「ポルト・リガトの館」の主人公は日本人画家の唯典。スペインを旅し、巨匠ダリの屋敷を訪ねる。ダリやその妻・ガラと奇妙な問答を続けるうちに、時空がゆがみ始めて…。

 「不可思議、といわれるけれど、物語の中のつじつま合わせなんて、おもしろくない。だって、自分自身という存在自体が謎めいているわけだから。訳が分からないが、ユニークな作品を。アラビアンナイトのような世界を描きたかった」

 同著はほかにも、アマゾンを旅する元夫婦が不思議な経験に遭遇する「パンタナールへの道」、カシミールを舞台にした芸術家の物語「スリナガルの蛇」の2編が収められている。

 生と死、意識と無意識、夢と現実、輪廻(りんね)…。異境に迷い込んだかのような、めまいを覚える。私小説のようだが、私小説ではない。全体に読者を混乱させる伏線が巡らされている。だが、ある瞬間に気づく。「どんな不思議な出来事も、一人の人間の内側で起きていることなのだ」と。

 美術家として有名だが、小説家としてのデビューは平成20年。71歳だった。エッセーなどを担当していた編集者に「小説でも書いてみては」と勧められた。

 「冗談じゃない」とかわしたが、その夜書きたくなった。死後の世界が舞台の「ぶるうらんど」を一夜で書き上げた。友人の瀬戸内寂聴さんに原稿を読んでもらった。「おもしろいわよ。本にしなさい」と言われた。「“寝た子を起こされた”感じ。おだてられると調子にのるから」と笑う。

 一方で、“作家”という肩書には慎重である。絵でも小説でも創作には全身全霊をかける。どちらかがおそろかになってはいけない。今は美術家として絵を描く時期という。「ただ、ある日、小説を書きたくなるかも」。創作への意欲は次々とわき出てくる。

 「活動しないとエネルギーが出てこない。創作に入るとエネルギーが循環しはじめる。そうやって作品を作ってきた。だから、かかないと死んじゃうかも」

<火災>駐車場で車炎上…中に2人の焼死体 札幌の清掃工場(毎日新聞)
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2010年03月29日

橋下知事に応酬、伊丹廃港案で兵庫知事「世の中を動かしてみなさい」(産経新聞)

 兵庫県の井戸敏三知事は23日、同県議会の大阪(伊丹)空港存続を求める決議可決を受けて大阪府の橋下徹知事が「意味がない」と批判したのに対し、「全く同じ言葉を返す」と応酬。府議会で24日にも可決見込みの伊丹廃港決議案について、「空想論の決議に何の意味があるのか。後世への責任に十分思いを致して的確に行動されたい」と牽制(けんせい)した。

 井戸知事は廃港決議案について「全く理解の外」と断じ、「(リニアのような)仮定に仮定の論理を積み重ねて世の中が動くというなら、どうぞ動かしてみなさいと言いたい。伊丹を廃止して、なぜ関西が浮揚するのか、根拠も説明も聞いたことがない」と批判した。

 また、県議会の議決については「私は別に伊丹空港の75%が兵庫(県)にあるからではなく、関西での位置づけを客観的に評価して伊丹が重要だと考えており、それを多くの方が理解されたので県議会も議決したのではと思っている」と述べた。

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2010年03月28日

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